JRA安田記念(G1)ダノンプレミアムVS「世界最強」ビューティージェネレーション実現!?「マイルでは負けない」陣営がマイル路線を選択した理由
19日、約9カ月ぶりの復活勝利を上げたダノンプレミアム(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎)が4月21日のマイラーズC(G2)から、安田記念(G1)を目指すことがわかった。
前走の金鯱賞(G2)で4連勝中だったエアウィンザーを始め、アルアインやペルシアンナイト、リスグラシュー、モズカッチャンといったG1馬を相手に完勝したダノンプレミアム。先日発表されたIFHA(国際競馬統括機関連盟)によるロンジン・ワールドベストレースホースランキング(1月1日~3月10日までが対象)では、ステルヴィオと並んで14位の日本トップタイに評価された。
それだけに競馬界全体でも頭一つ抜けた存在として動向が注目されていたが、陣営が選択したのはG1ではなく、G2のマイラーズC。ここを使って安田記念に挑むという「マイル路線」が選択された。
競馬ファンの間でも「意外な選択」としてネット上などを通じて議論が交わされているが、ダノンプレミアム自身、マイルは朝日杯FS(G1)勝ちを含む2戦2勝。2戦とも昨年のマイルCS(G1)を制したステルヴィオ相手に完勝しており、極めて高いマイル適性を有していることは間違いない。
安田記念でも当然、優勝候補に挙げられる存在だが、今年の本レースには「世界王者」が参戦を予定しているだけに日本競馬の威信を背負う戦いになりそうだ。