アーモンドアイ「弱点」はアウェーの洗礼!? ドバイターフ(G1)へ国枝栄調教師が語る「懸念」と「ドバイのルール」に飲まれた日本最強馬
「ただ、この馬の弱点というか――」
昨年、史上5頭目となる牝馬三冠を成し遂げ、ジャパンC(G1)では衝撃の世界レコードで歴戦の古馬を粉砕。2000年のテイエムオペラオー以来、史上2頭目の満票で年度代表馬に選出されるなど、今や名実ともに日本最強馬へ上り詰めたアーモンドアイ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)。
21日早朝に戦いの舞台となるドバイへ到着。現地のメディアも日本まで駆けて密着するなど、世界デビューに向けて異例の注目を集めている。
すでに日本だけでなく、世界でも「勝って当然」という評価を集めているアーモンドアイ。今年の始動戦ドバイターフ(G1)には日本から昨年2着のヴィブロス、4着のディアドラが参戦、現地からも3連勝中と勢いに乗るドリームキャッスルが出走予定だが、JRAの海外馬券発売では単勝1倍台が濃厚といえるだろう。
しかし、実はアーモンドアイに「明確な弱点」があることは、あまり知られていない。
今週18日に発売された『週刊ギャロップ』(サンケイスポーツ)。巻頭インタビューを飾った国枝栄調教師からは、アーモンドアイの活躍について語る上で、こんな話が掲載されている。