パチンコホール最大手・ダイナムが産業能率大学と提携、課題解決型インターンシップ最終結果報告

　全国46都道府県にパチンコホールを展開するダイナムは、5年前より産業能率大学と連携した「課題解決型インターンシップ」を実施中だ。昨年の12月12日には、今回の最終結果をダイナム本社ビルにて発表済みで、先日、その詳しい内容を公式HP上で公表した。

　これによると、今回のインターンシップは2021年8月21日から同年12月12日の期間で行われ、同大学経済学部の学生17名(男性2名：女性15名)が参加。「パチンコ依存に対する研究」「店舗併設カフェの認知・売上向上」「パチンコ無料体験会の企画提案」と3つの取り組みテーマを設定し、学生が各テーマに沿って課題を解決する内容とした。

　まず「パチンコ依存に対する研究」は、パチンコの暗いイメージを明るくするブランディングを企画。依存問題に対して正しく学んだことで本質に衝撃を受けた学生たちは、「パチンコはふつうの娯楽」であることを自分たちの言葉で発信且つターゲットに向けて広げたいと考え、HPでの提案(ダイナム公式HPからリンクする特設ページの作成)、SNS(note)を使用したメッセージ配信、特設ページとnoteの認知を促すためのInstagramの展開…の3つを提案した。

「店舗併設カフェの認知・売上向上」については、ストーリーズ広告の制作やInstagram割引POP、ミニのぼり制作、メニュー表デザインの変更…の3つを発案。「パチンコ無料体験会の企画立案」に関しては、ノンユーザーの大学生も参加したくなる無料体験館の企画提案をテーマとし、無料体験会での謎解きを楽しみながら自然に遊技方法や魅力を知ってもらうための「店内リアル謎解きゲーム」を立案した。

【注目記事】
■パチスロは「機械割104％!?」の超激甘マシン、パチンコは「革命マシン」のバリエーション機などがデビュー！ 2021年2月7日新台導入リスト
■パチスロ「4号機リバイバル」最新作を徹底追求！ 出目マニア必見の「マニアック解説」

　ちなみに、この店内リアル謎解きゲームに参加した人へのアンケートでは、83％が非常に面白いと回答。67％が「また参加したい」としたそうだ。

　今回のインターンシップを終えて同学部の倉田洋教授は、「毎年内容が進化しており、学生が成長できる機会をご提供いただき感謝しております」とコメント。インターンシップに取り組む学生には「普段見られない主体的な姿を見ることができる」ために「経営学を学ぶ上では、とても有意義な時間」とし、ダイナム社員からもリーダーシップやホスピタリティ精神についても学ぶことが多く、「様々な知識や経験を得ることができた」と続けた。