武豊が凱旋門賞(G1)の「アシスト役」に立候補も断固拒否!? サトノ陣営が戦慄した天才騎手の「本当の怖さ」とは


 そのことを知っている福永騎手が「この間(フォワ賞)で、(ルメール騎手から)『遅い、遅い、遅い』と言われてたもんね」と、さらに川田騎手をイジると会場は爆笑の渦に。すると「でも、最初から(飛ばして)引っ張りすぎたらダメでしょ。クリストフ(ルメール)に『言ってくれ(指示を出してくれ)』って言ったんですよ」と川田騎手もすかさず反撃。

「それで、ちょっとずつペースを上げたんですけどね」「今度は逆に離れすぎてたよな」と福永騎手に再びイジられたところで、あの時の思いが甦ったのか川田騎手の感情が爆発した。

「一生懸命、あんなに後ろを振り返ること(経験)ないですから」「日本じゃペースメーカーなんてないんですから」「初めての経験でしたから」と抑えていた胸の内を次々と吐露。やはり、色々と思うところはあったようだ……。

 最後に「なんちゅう、イジリ方してくるんですか!」と”泣き”を入れると、会場は再び爆笑の渦に飲み込まれた。

「いやあ、川田騎手にしても難しいところだったでしょうね。文化がない日本人騎手にペースメーカーをやらせることは珍しいですし、ファンの間でも『人選ミスでは』という声もありました。ただ、貴重な経験を積ませてもらっている川田騎手本人からは、なかなか言い辛いところもあるでしょう。

フォワ賞後も、メディアに対しては『難しいレースでした』と敗戦の責任を背負うコメントばかりでしたが、やはり思うところもあったのでしょうね。このトークショーの中でも、普段の川田騎手が怒りっぽいことが話題になって、怒ることで有名な蛯名正義騎手に勝るとも劣らないと『激怒2世』を襲名されていましたから(笑)。根は耐えることが苦手な”ドS”みたいですよ」(競馬記者)

 それにしても、さすがなのはリードホースに騎乗した際は、必ずアシストすべき馬を勝たせてきたと豪語した武豊騎手である。

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