【ジャパンC(G1)展望】「JRA3歳4冠へ」アーモンドアイ伝説に!? 武豊マカヒキ、スワーヴリチャードらが逆襲か


 前走の京都大賞典(G2、芝2400メートル)優勝で復活したのがサトノダイヤモンド(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)。しかし、4歳牝馬レッドジェノヴァに半馬身差まで迫られた。レッドジェノヴァはエリザベス女王杯(G1、芝2200メートル)で0.5秒差の4着。京都大賞典のレースレベルは高くはなかったと言える。しかし、スランプに陥った馬が勝ち切ることはとても大切だ。そのうえ、今回は叩いた上積みが大いに見込める。

 鞍上はJ.モレイラ騎手。東京や京都でのコース不安も指摘されたが、天皇賞・秋はサングレーザーで2着、エリザベス女王杯はリスグラシューで優勝。どんなコースでもあっという間に手の内に入れてしまう。アーモンドアイに勝つためにどんな作戦を打ってくるのか楽しみだ。

 昨年のジャパンCを制したのがシュヴァルグラン(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)。引き続き鞍上はH.ボウマン騎手の予定だったが、ボウマン騎手はメルボルンC(G1、芝3200メートル)でよもやの騎乗停止。ここはC.デムーロ騎手が乗る。4着だった京都大賞典から大幅に良化しているはず。この後は有馬記念を走って引退。どちらかでもう1つのタイトルがほしい。

 外国馬は愛ダービー馬カプリ(牡4歳、愛A.オブライエン厩舎)が参戦。今秋は凱旋門賞(G1、芝2400メートル)で5着、続く英チャンピオンS(G1、芝2000メートル)で4着と好走。日本の古馬勢がだらしなければチャンスはある。もう1頭の外国馬がサンダリングブルー(セ5歳、英D.ムニュイジエ厩舎)。前走G1での2着も含め、このところ重賞戦線で好走。勢いのある上がり馬だけに警戒したい。

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