JRAコントラチェックは消し! “ヒモ荒れ必至”クイーンS(G3)堅いのは「頭」だけ!? 激アツ情報から浮上「マル秘穴馬」が勝利のカギを握る!?

 2日、札幌競馬場でクイーンS(G3)が開催される。過去10年で1番人気が5勝、2番人気が3勝と、上位人気馬の勝率が非常に高い。しかし、「1→4→2」の人気順で決着した一昨年を除いて、3連単はすべて万馬券となっており、5番人気以内での決着もこの年だけ。ヒモ荒れの傾向にあるレースのため、頭をしっかり見定めると同時に、穴馬もしっかり抑えることが必要だろう。今回、「強力現場ネタ」からクイーンSをハナビ杉崎が攻略する。

 まず「◎」はフェアリーポルカ(牝4歳、栗東・西村真幸厩舎)だ。

 重賞2連勝中の勢いに乗る1頭。中山牝馬S(G3)は軽ハンデ、不良馬場が味方したように思われてか、次走の福島牝馬(G3)は3番人気だった。だが、その下馬評を覆し、良馬場の別定戦で勝利を飾り、実力は証明済みだ。

「馬体に幅が出てきたのは好感が持てます。自在性が高い馬でレースが上手なので、札幌1800mは合っていると思います。重賞を連勝しているように力をつけていますし、ここで好勝負できれば秋のG1も楽しみですよ」(厩舎関係者)

 今回は近2走と比べてメンバー強化となる。しかし、充実一途な同馬にとって、大した問題でないはずだ。

 次に「〇」はカリビアンゴールド(牝6歳、栗東・鮫島一歩厩舎)だ。

 昨年は格上挑戦ながら3着。オープン入りして再挑戦する今年は、昨年以上の結果に期待できそうだ。函館と札幌での成績は【1,3,3,1】と洋芝を得意としていることも心強い。

「3歳から毎年来てるので、北海道は慣れたもの。この環境が合うのだと思います。毛ヅヤや馬体の張りもいいし、一叩きしてすごく良くなっています。天気予報を見ても道悪の心配はなさそうなので、いい条件で出走できそうです。あとは、ロスなく立ち回れるかですね」(厩舎関係者)

 鮫島厩舎は4年前に9番人気マコトブリジャールでクイーンSを制している。今年はカリビアンゴールドで風穴を空けることに期待したい。

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