永島まなみ「ロケットが飛んでいく感じ」高松宮記念3着馬と初コンビ!「名門」から舞い込んだ騎乗依頼、待望のタイトル初奪取へ

28日に行われるシルクロードS(G3)。昨年の勝ち馬ナムラクレアと2着ファストフォースは、約2ヶ月後に行われた高松宮記念(G1)でも着順こそ入れ替わったもののワンツーフィニッシュを決めている。
昨年、その2頭に続く3着だったのがトゥラヴェスーラ(牡9歳、栗東・高橋康之厩舎)だ。今年の初陣シルクロードSでは、永島まなみ騎手と初コンビを組むことで注目を集めている。
デビュー3年目の昨年は自己ベストとなる50勝をマークした永島騎手。今村聖奈騎手が持つJRA女性騎手の最多勝利記録にはわずか1つ届かなかったが、それでも充実のキャリアを築いたと言えるだろう。
ただ、重賞には5回挑戦したものの、すべて馬券圏外に敗れた。さらなる飛躍が期待される今年、いち早く手にしたいのが重賞タイトルであることは想像に難くない。
待望のタイトル初奪取に向けてシルクロードSでコンビを組むトゥラヴェスーラは、今回がレース初騎乗となるが、所属する高橋康厩舎の馬であることもあって、これまで調教では何度も騎乗した経験があるのが強みだ。
ちなみに同馬のことは「トゥラヴェくん」と呼んでいる永島騎手だが、過去に調教で跨った馬の中で一番衝撃を受けたのがトゥラヴェスーラだったとのこと。『競馬ラボ』で連載しているコラム『まなみの学び』の中では「ゴーサインを出した時の弾け方なんかはロケットがパーンと飛んでいくような感じです(笑)」と、独特の表現でトゥラヴェスーラの走りを絶賛している。
そんな同馬は、昨年の高松宮記念で僅差の3着に入った実力馬。前走の京阪杯(G3)でも4着に好走しており、今年9歳を迎えたもののまだまだ衰えは見られない。シルクロードSでも永島騎手の乗り方次第では、一発があっても不思議ではなさそうだ。
名門から舞い込んだ騎乗依頼
「これまでトゥラヴェスーラには調教しか跨る機会のなかった永島騎手ですが、実戦での依頼がきたのは昨年12月、カネフラとのコンビでフォーチュンC(2勝クラス)を制し、50勝目をマークした後のことのようですね。
カネフラもトゥラヴェスーラも社台ファームの生産馬であり、後者のオーナーは同牧場の代表・吉田照哉氏であることから、これはいよいよ名門も永島騎手の腕を認め始めたということかもしれません」(競馬誌ライター)
ライターの言葉通り、社台ファームといえば過去にハーツクライやネオユニヴァース、ダイワメジャーにダイワスカーレットなど数多の名馬を送り出してきた、日本を代表する名門中の名門だ。
現役の生産馬の中にもスターズオンアース、ソールオリエンスといったG1馬を始め、プログノーシスにヒートオンビートといった実力馬が多数いる。
同門のトゥラヴェスーラで挑むシルクロードSの結果次第では、永島騎手に今後さらなる有力馬の依頼が舞い込んできてもおかしくはない。引き続きトゥラヴェスーラとのコンビで高松宮記念に臨むことも十分に考えられるだろう。
週末は永島騎手の手綱さばきに多くの注目が集まりそうだ。
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