【大阪杯(G1)展望】JRA「G1馬8頭」集結! 「復帰」ワグネリアンに「雪辱」ブラストワンピースなど、予測不能豪華決戦!
昨年の秋競馬を盛り上げた立役者がキセキ(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)。天皇賞・秋では果敢に逃げてレイデオロに差されはしたが、2着のサングレーザーとはハナ差の3着。ジャパンC(G1、芝2400メートル)でも逃げて、アーモンドアイが世界レコードを樹立するペースを演出、3着以下に決定的な差をつけた2着だった。
有馬記念は5着だったが、激戦続きの疲れがあったのだろう。リフレッシュしたここで一昨年の菊花賞以来のG1制覇を目指す。鞍上の川田将雅騎手は3月17日時点でリーディングトップ。今年はリーディングジョッキーを狙える。
昨年素質が開花、力をつけたのがエアウィンザー(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)。4連勝目のチャレンジC(G3、芝2000メートル)で重賞初制覇を飾った。続く金鯱賞(G2、芝2000メートル)では1番人気に支持されたが、一昨年の2歳王者ダノンプレミアムに軽く撃破されて3着。初の強豪相手だっただけに仕方なかったのかもしれない。ここではその経験を活かして巻き返しを図る。
サングレーザー(牡5歳、栗東・浅見秀一厩舎)はマイル路線で活躍してきたが昨年2000メートル戦に路線変更。札幌記念(G2、2000メートル)優勝、天皇賞・秋2着と結果を出した。2000メートル戦ではまだ底を見せていないだけに不気味な存在。ここで王者に君臨する可能性もある。