アーモンドアイ「凱旋門賞(G1)挑戦」正式決定!? ドバイターフ(G1)から国枝調教師「海外のレースに挑戦し続けたい」
衝撃の瞬間へ、いよいよ「その時」が迫ってきた。
28日、”世界デビュー”を果たすアーモンドアイ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)がドバイターフ(G1、30日)に向けた最終追い切りを行い、世界各国メディアの注目の的になった。
「ここに来て、すごくハッピーみたいね」
決戦の地となるメイダン競馬場の芝コースで追い切られたアーモンドアイは5ハロン66.0秒、ラスト11.8秒を記録。馬なりで気持ち良さそうに駆け抜け、鞍上のC.ルメール騎手も「すごくいい脚を使いました。追い切りが終わっても疲れてない。ここに来て、すごくハッピーみたいね」と手応え。
「自信あります」と、日本でもお馴染みの”必勝宣言”まで飛び出した。
この日は日本だけでなく世界中のメディアが殺到し、約1時間対応に追われたルメール騎手。公式会見では「僕の中で何頭もいないスペシャルホース。僕にとってのホース・オブ・マイ・ライフ。(H.)ボウマンにとってのウィンクス、(M.)キネーンにとってのシーザスターズ。(M.)スミスにとってのゼニヤッタみたいなもの」と名立たる世界的名馬を挙げ、最大限の賛辞を送っている。
「昨年、圧倒的な力で牝馬三冠を達成したことも然ることながら、やはり世界レコードで制したジャパンC(G1)の内容が各国のメディアにとっても衝撃的だったようです。
今やアーモンドアイは、凱旋門賞(G1)連覇中のエネイブル、32連勝中のウィンクスと並ぶ世界三大名牝の1頭という位置づけ。日本遠征前から地元のメディアが密着取材に駆け付けるなど、異例の注目度です」(競馬記者)
そんなアーモンドアイだが、始動戦となるドバイターフの走りも然ることながら、大きな注目を集めているのが「今後」だ。