JRAダービー卿CT「巻き返し情報アリ」本命馬は? 関係者情報から導く4頭

 30日(土)に中山競馬場でダービー卿CT(G3)が開催される。春の安田記念(G1)へと続く、重要な一戦と位置づけられているこのレースに「現場の声を最重視するブロディN」が挑戦。極秘ルートから仕入れた「関係者ネタ」で的中を狙う。

 今回、一番人気と目されているのはギベオン。実力は申し分なく「以前より馬体がどっしりして、体質が強くなってきた」と関係者もその成長ぶりを語る。だが、今回は出走馬で最も重い斤量57.5キロを背負う点を不安視。後ろ髪を引かれる思いで切ることを決めた。

 そして選んだ今回の本命「◎」はプリモシーン(牝4歳、美浦・木村哲也厩舎)だ。

 春の3歳G1戦線ではあまり活躍できなかったものの、夏の関屋記念(G3)で歴戦の古馬相手に大金星をあげ、一気に知名度を上げた。だが、秋華賞(G1)では7着、続くターコイズS(G3)では1番人気に支持されるも8着。期待を裏切る形でシーズンを終えている。

「ここが今年の始動戦。ゲートや気性面に課題を残してはいるものの、『素材は一級』と多くの関係者もその潜在能力の高さを評価しています。トビが大きいところはいいですが、器用さがないので成績は安定しないみたいですね。前走もスタートは悪くなかったものの、4角手前から外の馬に被せられてしまって、詰まって大敗しています。

 ですが今回の鞍上はゲートに定評がある福永祐一騎手。バグツンのスタートからいつでも動けるポジションを確保して運んでくれるはずです。陣営は『ヴィクトリアマイル(G1)に向けて好スタートを切りたい』と意欲を見せていましたよ。ここから巻き返してくれるのでは?」(美浦関係者)

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