JRA桜花賞(G1)グランアレグリア「本気度」に疑問!? ぶっつけ本番OKも陣営の「内情」と見据える「海外遠征プラン」?
「朝日杯(FS)はキツい競馬になってしまいましたし、この中間はメンタル面の立て直しも重視されている内容。それだけに陣営も『前向きすぎる面が解消され、力みもなく落ち着いていた』と気性面での前進を実感していました。
確かに現状の仕上がり具合では、いきなりエンジン全開という気配はしません。ですが、もともと持っている能力は歴史的名牝級。気分よく走ることができれば、8分の仕上がりでも勝ってしまうかもしれませんよ」(別の記者)
なお、桜花賞の次はオークスではなく、NHKマイルC(G1)が濃厚とされているグランアレグリア。確かに、この馬の強さが全国区になったサウジアラビアRCが東京マイル戦だったことを考慮すれば、真の狙いはむしろ「次」という考え方もできる。
藤沢厩舎といえば、昨年のNHKマイルCで1番人気だったタワーオブロンドンは、結果次第で英国のセントジェームズパレスS(G1)に遠征するプランが話題を呼んだ。結局、叶わなかったが、史上稀に見るスケールを感じさせるグランアレグリアだけに、海外を見据えた「壮大なプラン」が描かれていても不思議ではない。