JRA・M.デムーロが「何百回と見直した」”悪夢”の皐月賞……「もうあんな思いはしたくない」と語る3年前の出来事とは
14日に中山競馬場で開催される皐月賞(G1)。このクラシック第1弾の最多勝利騎手は、例の如く競馬界のレジェンド武豊騎手の3勝……ではなく、4勝しているM.デムーロ騎手だ。
それも2003年のネオユニヴァース、04年のダイワメジャー、13年のロゴタイプは外国人騎手として短期免許中に優勝したもの。あと1勝はJRA騎手になって直後だった15年のドゥラメンテということになるが、これだけを見ても相性抜群であることは間違いだろう。
そんな”皐月賞男”のデムーロ騎手だが、どうやらいい思い出ばかりではないようだ。
今週発売した『週刊ギャロップ』(サンケイスポーツ)では、デムーロ騎手が連載している『勝利のために』で皐月賞について自ら付言。詳細はぜひ本紙を読んで頂きたいが、ファンの質問に答える形で上記した4勝について語っている一方……。
「もうあんな思いはしたくない」と語るほど辛いレースがあるようだ。
デムーロ騎手が「あのレースだけは何百回と見直し、何千回と頭でやり直した」と語っているのは2016年の皐月賞である。