JRA【皐月賞(G1)結果】サートゥルナーリアあわや「降着」も辛勝!? レース後「審議」もディープインパクト以来14年ぶり無敗で一冠
14日に中山競馬場で行われた皐月賞(G1)は、1番人気のサートゥルナーリア(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)が優勝。ゴール前の大接戦を制し、ディープインパクト以来14年ぶりに無傷の皐月賞制覇を飾った。
これもまた「天命」か、はたまた天運か。
超満員の中山競馬場で行われた皐月賞。各馬大きな出遅れもなく揃ったスタートから、まずは毎日杯(G3)を勝ったランスオブプラーナがハナに立った。好スタートを決めたサートゥルナーリアは無理せず中団外目から。2番人気のアドマイヤマーズも、ハナに立つことを嫌って好位からの競馬を選択している。
1000m通過は59.1秒。ランスオブプラーナが早々に脱落し、2番手にいたダディーズマインドが先頭で最後の直線に入ったが、それを交わして勢い良く先頭に飛び出したのが、川田将雅騎手とヴェロックスだった。
残り200mを切り、粘り込みを図るヴェロックス。それに一歩一歩詰め寄るサートゥルナーリア。内からはじっと脚を溜めていたダノンキングリーが2頭に迫る。最後は3頭の追い比べとなったが、サートゥルナーリアがダノンキングリーとヴェロックスとの叩き合いを制して、まずは一冠を制した。
「直線は覚えていますが、少し内にもたれてヒヤッとしました」