JRAキセキ「凱旋門賞登録へ」川田将雅「因縁のレース」挑戦は”次”次第?
結局、フォア賞でサトノダイヤモンドは4着、サトノノブレスは6着。後日、川田騎手は『一生懸命、あんなに後ろを振り返ること(経験)ないですから』『日本じゃペースメーカーなんてないんですから』とその経験を振り返ったことも話題になった。
「前哨戦でラビットが失敗した影響もあったのか、本番ではレース後に川田騎手が『能力を一番発揮できる競馬を、という指示に従って騎乗しました』と話したように、作戦を変更したようです。しかしサトノノブレスは中団前目といい位置につけたものの伸びずに16着。道中中団後ろに控えたサトノダイヤモンドは見せ場なく、15着と大敗を喫しました。
前哨戦も含めて2度目の凱旋門賞挑戦は、川田騎手にとって苦すぎる思い出でしょう。ただ、前回はサポート的役割が強かったですが、今回のキセキでのチャレンジはそうではないはず。もし参戦が本当に決まれば、サトノノブレスのときにためた鬱憤を晴らすかのような騎乗を期待したいですね」(前出・同)
川田騎手はかつて「最も勝ちたいレースは?」を聞かれた際に「凱旋門賞」と回答していた。今年、その夢をキセキとともに叶えることができるのだろうか?