JRA毎週36R全部馬券買って数十年! 週刊プロレス元編集長・ターザン山本が語る”エクスタシー”競馬論
――往年の名馬の名前が出てきましたね。
ターザン:大学時代に「映画研究会」に入ってたんだけど、後輩に競馬好きがいてね。当時ヤマピットっていう牝馬の逃げ馬ですごいのがいてね。桜花賞は出遅れて大敗したんだけど、オークスは逃げ切ったんだよね(1967年)。それで俺、「カーッ!」て来ちゃったんだよ。
――「カーッ!」っていうのはつまり、アドレナリン的な?(笑)。
ターザン:のめり込んだね! ヤマピットの母親がキユーピツトなんだけど、その系列で後々ハギノカムイオーとか強豪が出てきてね、ますます夢中になって……全部ヤマピットのせいだよ!
――誰にでもきっかけはありますね。
ターザン:「勝負事」がとにかく好きなの。なんでもハマっちゃうんだよね。
――そこから何十年も、毎週土日、必ず競馬に行ってらっしゃるんですか?
ターザン:俺は徹底してるよ!何十年も毎週、3場開催だったら36レース全部買ってる!10分おきに勝負してるんだよ!
――全レース……!! さすがに借金とかしたんじゃないですか?
ターザン:友達とかから金を借りたことは一度もない!友人関係が壊れるからね。
――素晴らしい! そういうことはしないんですね。
ターザン:ただ、消費者金融から5社ぐらい借りてたけどね。
――あれ?