JRAブラストワンピース凱旋門賞(G1)も「鞍上問題」深刻!? 大阪杯惨敗で「崖っぷち」池添謙一にオルフェーヴルの”悪夢”再び?

「ブラストワンピースはデビューからの8戦すべてで池添騎手が手綱を執っていますが、その”立場”が以前から結構危ういんですよね……。

現に昨年の菊花賞(G1)を1番人気で敗れた際は、オーナーサイドから乗り替わりが浮上し、大竹調教師が新たな有力候補を探さざるを得なかったとか。

結局そのまま続投し、有馬記念を勝ったことで池添騎手としても事なきを得ましたが、先日の大阪杯(G1)では、またも1番人気を裏切る敗戦……。池添騎手本人が自身の騎乗に悔いが残るような発言をしており、再び立場が危うくなっている状況です。

国内の戦いなら、そう簡単に鞍上交代とはならないかもしれませんが、欧州競馬の経験が大きくカギを握る凱旋門賞挑戦となると、池添騎手の立場も安泰とは言えませんね」(競馬記者)

 確かに、1番人気で挑んだ前走の大阪杯では、大外をぶん回す”横綱相撲”を試みたが6着に惨敗……。

 レース後、池添騎手も「結果論ですが、3コーナーで内に潜り込めば良かった」と自らの選択を悔いるシーンがあった。昨年の有馬記念制覇、そして最優秀3歳牡馬という大きな勲章を勝ち取ったコンビだが、決して盤石とは言えないようだ。

 さらに池添騎手といえば、凱旋門賞の鞍上絡みでの”苦い経験”がある。

「池添騎手で凱旋門賞といえば、やはり2011年の三冠馬オルフェーヴルを思い出してしまいますね。

デビューから14戦連続で騎乗し、牡馬三冠に加えて有馬記念、宝塚記念(G1)など数々のビッグタイトルを獲得しましたが、いよいよ凱旋門賞挑戦という時に『欧州での経験不足』を理由に無念の降板……。凱旋門賞は世界的なトップジョッキーのC.スミヨン騎手で挑戦しています。

さらに池添騎手はその後自ら欧州滞在を決意して、現地での経験を積むなど”気持ち”を示しましたが、それでも叶わず……。結局、翌年の遠征もスミヨン騎手が騎乗し、2年連続の2着に敗れてしまいました。

オルフェーヴルはサンデーレーシングの所属馬でしたが、ブラストワンピースも同じノーザン系シルクホースクラブの所属馬。スミヨン騎手起用は陣営が最善を尽くした結果なので仕方ない部分もありますが、池添騎手にとっては”悪夢再来”という可能性もあり得ますね」(同)

 大阪杯敗戦後、ブラストワンピースの次走はまだ決まっていないが、年始当初の予定では宝塚記念が有力視されていた。ただ池添騎手としては秋の世界挑戦に向け、何としても「結果」が必要なレースになりそうだ。

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