平成ラストJRA重賞【新潟大賞典(G3)展望】堅実メートルダールVS「除外危機」ミッキースワロー有力

 29日(月・祝)に平成最後の重賞である新潟大賞典(G3)が開催される。ここはハンデ重賞ということも影響しているのか、伏兵の台頭が著しく、3連単が導入された2005年以降、14回中9回で1000倍超の配当が飛び出している。昨年も4番人気以内の馬がすべて馬券圏外に終わり、3連単で58万1000円と払い戻し金が高騰した。

 まず注目を集めるのが、メートルダール(牡6歳、美浦・戸田博文厩舎)だ。

 中長距離で好走を続けているメートルダール。今年は始動戦となったアメリカジョッキーC(G2)で、中団追走から最後の直線では上がり2位となる34.1秒の末脚を繰り出し3着。上々のスタートを切った。

 だが、G1馬が5当揃うなど好メンバーが集った金鯱賞(G2)では、13着と殿負け。鞍上の福永祐一騎手はレース後、「緩い馬場になるといつもこの馬らしい脚を使えません」と馬場に敗因を求めていた。

 メートルダールは一昨年の新潟大賞典で3着、さらに昨年の新潟記念(G3)でも2着に入るなど、今回の舞台でもある新潟競馬場の芝2000メートルとは相性が良さそうだ。また開幕週の芝ならば、流れる展開が期待でき、さらにメートルダールの脚が陰ることもないだろう。ここでの一撃を期待したい。

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