平成ラストJRA重賞【新潟大賞典(G3)展望】堅実メートルダールVS「除外危機」ミッキースワロー有力
日経新春杯(G2)2着のルックトゥワイス(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)は虎視眈々と上位をうかがう。
自己条件で勝ちきれない競馬を続けていたルックトゥワイス。だが、昨年12月のグレイトフルS(1600万下、芝2500メートル)で4番手から上り最速の脚で優勝。オープン入りを果たすと、今年は日経新春杯(G2)から始動した。
前走とは打って変わって後方からの競馬となったものの、最後の直線では大外から上り最速の脚でライバルを強襲。勝ち馬グローリーヴェイズに半馬身差まで迫り、あわや重賞初勝利という好走を見せた。
だが2番人気に支持された日経賞(G2)は、鞍上の戸崎圭太騎手いわく、「普段と違ってのめっているような感じ」だったといい、6着。いつもの走りができずに敗れている。
勝ち味に遅いルックトゥワイス。ここで重賞初制覇なるか?
また一昨年の新潟記念で2着に入ったアストラエンブレム、昨年重賞初勝利を達成したエアアンセム、白富士S(L)で約2年ぶりの勝利をあげたブラックスピネル、古豪ショウナンバッハらが出走予定となっている。
平成最後の重賞を制覇するのは、どの馬になるのだろうか? 発走は29日(月)、15時35分を予定している。