JRAアーモンドアイ「ホッとした」凱旋門賞回避に英強豪馬調教師「リップサービス」? 今年も高すぎる「壁」に
秋の仏・凱旋門賞(G1)を回避したことで、その動向に注目が集まるアーモンドアイ(牝4 美浦・国枝栄厩舎)。
次走は安田記念(G1)かという話もあるが、まだ明確な回答は出ていない状況。紛れもない「現役最強馬」に世間の目は注がれているが、どうやらそれは国内に限ったことではなさそうだ。
昨年の凱旋門賞2着馬であるシーオオブクラス(牝4 英国)のW,ハガス調教師が、現地「レーシングTV」のインタビューに応え、アーモンドアイについても口にしている。
「アーモンドアイが(欧州で)走らないと決断したことにホッとしています」
ハガス氏は率直にこう述べたようだが「いつの日か、彼女に会いたい」「メイダン(ドバイターフ)での彼女は強烈」と最大級の賛辞も口にしている。
海外でもとりわけ高い評価を得るアーモンドアイ。シーオブクラスは昨年、凱旋門賞連覇を達成した「世界最強馬」エネイブルをクビ差まで追い詰めた”名牝”であり、アーモンドアイに匹敵する実力を有するのは疑いようがない。それだけに、管理調教師であるハガス氏の言葉は重い。