JRA青葉賞(G2)横山典弘「神逃げ」をアンカツも絶賛!! リオンリオン&ランフォザローゼスが日本ダービー切符ゲット!
27日、東京競馬場でダービートライアル青葉賞(G2)が行われ、5番人気のリオンリオン(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎)が優勝。1番人気のランフォザローゼスが2着に入り、2頭が日本ダービー(G1)の優先出走権をゲットした。
小雨が降る東京競馬場は稍重のコンディション。16頭立て芝2400mで行われたレースで、リオンリオンの横山典弘騎手は好スタートから促して、積極的にハナへ。レースの主導権を握って1コーナーに飛び込んだ。
「いつも通り、馬のリズムよく」
レース後、横山典騎手が語った通り、爽快にライバルたちを牽引するリオンリオン。隊列は大きく縦長になる異様な展開になった。
1000m通過は59.9秒。稍重のコンディションを考えれば、決して前の馬に楽なペースではなかったが、これで最後まで残してしまうのが、横山典騎手が「天才」と呼ばれる所以なのかもしれない。
「リズムよく来たから、最後は脚を使ってくれると思ってました」
その言葉通り、リオンリオンは最後の直線入り口で後続をさらに突き放すと、あっという間にセーフティリードを築く。先団を見るような位置にいたランフォザローゼスが必死に追い上げるが、最後はハナ差だけしのぎ切った。