JRA松岡正海騎手「英語力」に絶賛の嵐! 香港ウインブライト「平成最後の海外G1」勝利も「レースより驚いた」の声殺到!?
まさに有言実行の勝利だ。
28日に香港のシャティン競馬場で行われたクイーンエリザベス2世C(G1)は、日本から挑戦したウインブライト(牡5歳、美浦・畠山吉宏厩舎)が優勝。
重賞5勝を誇る実力派が「平成最後の海外G1」を勝利で飾り、シャティン競馬場に君が代が高らかに鳴り響いた。
13頭立ての芝2000mで行われたレース。スタートでやや遅れ気味だったウインブライトだったが、鞍上の松岡正海騎手が好枠を活かして促すと、上手く中団のインに潜り込むことに成功。隣に同じく日本から参戦したリスグラシュー、そのすぐ後ろにディアドラが控えていた。
前半の1000m通過は約59秒というミドルペース。最後の直線に入ると、残り100mを切ったところでウインブライトが満を持して先頭に躍り出る。外からリスグラシューと昨年の香港ヴァーズ(G1)の覇者エグザルタントが叩き合いながら猛烈な勢いで追い込んできたが、ウインブライトが3/4馬身しのぎ切った。
「日本馬としては一昨年のネオリアリズム以来、2年ぶりの勝利。叩き合いを制したエグザルタントが2着、リスグラシューが3着という結果でした。
松岡騎手にとっては会心の騎乗でしたね。最後は喜びの余りガッツポーズをしながらの入線でした(笑)。ウインブライトの勝ち時計1:58.81がレコードだったように、日本向きの高速馬場になった点も大きいと思います」(競馬記者)