JRAシュヴァルグラン大魔神・佐々木主浩氏に「賞賛の声」続々!? 英キングジョージ6世&QES(G1)挑戦が「胸熱」な理由
「シュヴァルグランの父ハーツクライは2005年の有馬記念(G1)で当時、国民的スターホースだったディープインパクトを相手に大金星を上げたことで有名。その翌年にはドバイシーマクラシックを4馬身差で圧勝し、その勝利がフロックでないことを証明しました。
その後、勢いに乗ったハーツクライは果敢にキングジョージ(6世&QES)に挑戦。3着に敗れましたが、最後の直線で前年の凱旋門賞馬ハリケーンランと、同年のドバイワールドカップ(G1)の勝ち馬エレクトロキューショニストとの激しい叩き合いを繰り広げ、世界にその存在を大きくアピールしました。
シュヴァルグランのキングジョージ挑戦を歓迎しているファンには、そんなハーツクライの勇士を覚えている人たちが多いようですね。息子や娘が父や母の実績を超えるというのは、ブラッドスポーツといわれる競馬全体の使命であり、ファンにとっては醍醐味ですから」(競馬記者)
ちなみにシュヴァルグランのオーナーは、米大リーグなどでクローザーとして活躍した大魔神こと佐々木主浩氏。
今回の決断もオーナーの理解あってのことに違いないが、ネット上でも「さすが大魔神」「競馬が好きじゃないと、この遠征はできない」「これは胸熱!」など、佐々木氏の意気込みを支持する声が数多く見られている。
気になる鞍上だが、最有力候補のH.ボウマン騎手が「休業宣言」しているだけに、現在のところ鞍上は未定。JRAの所属騎手が”代役”を務める可能性もあるが、妹ヴィブロスの海外遠征のように現地のトップジョッキーを配することも十分に考えられそうだ。