【重賞展望】「北海道5戦5勝」のモンドクラッセVS香港「雷神」の見参!今年のエルムS(G3)は好調・三浦皇成騎手とJ.モレイラ騎手との一騎打ち!?
昨年はこのエルムSで重賞初制覇を飾るも、その後に蹄の不安を発症。休養を余儀なくされていた。復帰したのは今年6月のブリリアントS(OP)だが、初の2100mと長期休養明けが重なったせいか、好位からズルズルと後退。8着と惨敗したが、これがこの馬の本来の姿でないことは明らかだ。
「いいですね。しっかりカイバを食べるし、元気です。よほど北海道の環境が合うのでしょう、久々でも前走より状態はいい。(勝った)昨年と同じくらいの雰囲気にあります」と陣営が立て直しに自信を持っているように、状態面での前進は明らか。最終追い切りの動きも、格下馬に3馬身先着と見違えているだけに一変の気配がありそうだ。
他にも、マイル以下で堅実な競馬を続けているブライトライン、前走のマリーンSで復活の勝利を挙げたショウナンアポロン、地方馬として参戦してくるナムラビクターなど、伏兵陣にも大きな差はないだけに波乱の要素も十分だ。
頭数こそ12頭程度にとどまりそうだが、その分メンバーが揃ったエルムSは14日(日)の15時25分に発走予定だ。