武豊「レーンに雪辱」なるか!? オークス(G1)シェーングランツ「史上初」姉妹制覇に不安はなし?
京王杯SCのリナーテは菊花賞(G1)と有馬記念(G1)を制したサトノダイヤモンドの妹。5歳にしてようやく重賞で連対できるようになった。翌12日のヴィクトリアマイルでは一昨年のオークス制覇後、凡走続きのソウルスターリングに騎乗。まるで、期待通りに走ってくれない良血馬のお世話係のようだ。
このオークスではソウルスターリングの妹シェーングランツに騎乗する。桜花賞(G1、1600メートル)では藤沢和雄厩舎のエースはC.ルメール騎手騎乗のグランアレグリアであり、同厩のシェーングランツは脇役。オークスでも藤沢厩舎のエースはルメール騎手の代打としてレーン騎手が騎乗するコントラチェック。またしても脇役だ。
シェーングランツは東京のアルテミスS(G3、芝1600メートル)を後方から差し切って優勝。その後は阪神JF(G1、芝1600メートル)で4着、チューリップ賞(G2、芝1600メートル)で5着、桜花賞で9着と徐々に着順を下げている。このオークスではあくまで伏兵。ヴィクトリアマイルのソウルスターリングと同様、今回も武豊騎手は期待通りに走ってくれない良血馬のお世話係に終わってしまうのだろうか。
しかし、オークスで人気となるコントラチェック、クロノジェネシス、ラヴズオンリーユー、ダノンファンタジー、シゲルピンクダイヤにはいずれも気性面、距離面での不安がある。距離が2400メートルになって、しかも東京コースは望むところという実績馬こそシェーングランツだ。