JRAオークス(G1)クロノジェネシス「北村友一クビ危機」回避なるか!? 2週連続姉妹制覇へ能力は折り紙付き


 ノームコアの父ハービンジャーは、Kジョージ6世&QES(G1)を勝利した名馬だが、バゴも凱旋門賞馬である。どちらも欧州最高峰のレースを制した父を持つだけに、クロノジェネシスにも期待が持てるというもの。母クロノロジストは父馬こそマイル産駒が多いクロフネだが、母方にはエリザベス女王杯で2度の2着があるフサイチエアデールの母ラスティックベルがいる。血統的にも距離に懐は深そうだ。

 ダンスインザダークとダンスパートナー、ダイワスカーレットとダイワメジャーなど兄弟姉妹による「2週連続G1制覇」は過去にもあるが、ノームコアとクロノジェネシスもこれら偉大な先達に続けるのか、注目される。

 唯一心配なのが、同馬の全レースに騎乗している北村友一騎手か。

「北村友騎手は阪神JFでは出遅れ、最後方大外から追い込むも2着、桜花賞では最後の直線で馬群を捌ききれずやや詰まり気味、最後は外に出してこれまた追い込むも3着止まり。クロノジェネシスの最後の脚が常に素晴らしい分、北村友騎手の騎乗ぶりに疑問が出ている部分もあるようです。

また、先週のヴィクトリアマイルで3番人気レッドオルガに騎乗した北村友騎手でしたが3001インコースを突くも最後の直線でこれまた『詰まる』事態になり11着。一杯になったシェーングランツとミッキーチャームの間に入ろうとしましたが挟まれ、手綱を引いてしまった様子がよくわかります。その後北村友騎手が『時計が速すぎました』と展開に原因を求めたことで、批判が巻き起こりました。今回は雪辱なるか、ですね」(同)

 今年大阪杯を制し、初めてG1の美酒に酔った北村友騎手。その一方、高松宮記念までコンビを組んだ強豪ダノンスマッシュが、敗戦後乗り替わりになるという憂き目にもあっている。クロノジェネシスで今回も「明確な結果」をだせなければ、サンデーレーシングだけに鞍上交代の可能性も十分にある。

 厳しい声を跳ね返すためにも今度こそ、今度こそクロノジェネシスで戴冠をしたいところだ。

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