JRA日本ダービー(G1)M.デムーロVS川田将雅「仁義なき争い」第2幕!? 皐月賞後「殴り合い寸前」口論から”因縁の火”メラメラ……

 先週18日のメルボルントロフィー(500万下)で、断トツの一番人気プランドラーに騎乗していた川田騎手。勝負所の4コーナーを迎え、満を持して進出を開始しようとした矢先、今度はデムーロ騎手のダンスディライトが”審議スレスレ”の厳しいカット。

 結局、不利を跳ね返したプランドラーが勝利し審議もなかったが、川田騎手が「4コーナーで苦しい形になりました」と振り返った通り、一瞬立ち上がって手綱を絞るシーンも見られた。

 近しい関係者によると、最後の直線は”鬼の形相”だったらしい……。レース後、相当怒っている様子を複数の記者が目撃していたようだ。

「同じ日の平安S(G3)でも、同じように勝負所でデムーロ(オメガパフューム)が、川田(チュウワウィザード)に外から被せるシーンがあった。デムーロは皐月賞以来、相当根に持ってるみたいだけど、それを跳ね返して勝ち切る川田もさすがだね」(同)

 レース後、勝負所で動きを封じられた川田騎手は「なんとか届いてくれという気持ち」だったという。幸いチュウワウィザードが勝利したが、見守っていた大久保龍志調教師も「力のあるところを見せてくれた」と手応えを語った一方、「ヒヤヒヤした」シーンもあったようだ。

 そういった中、いよいよ迎える日本ダービー。アドマイヤマーズからアドマイヤジャスタに乗り替わるデムーロ騎手は、ここに来てNHKマイルC(G1)、オークス(G1)勝利と調子を上げているだけに侮れない存在だ。

 果たして、2人の「仁義なき争い」はどういった決着を見せるのか。川田騎手とヴェロックスにとって「最大のライバル」はサートゥルナーリアに他ならないだろうが、思わぬ”刺客”に足を引っ張られるシーンがあるかもしれない。

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