JRA美浦関係者「耳寄り情報」日本ダービー(G1)5頭独占情報をゲット! あの素質馬の状態は……
ランフォザローゼス(藤沢和雄厩舎)はここで真価を発揮したい。
父はキングカメハメハ、母はラストグルーヴ、母父ディープインパクト、母母エアグルーヴという絵に描いたような良血のランフォザローゼス。
京成杯(G3、芝2000メートル)2着に入るも、その後あえて皐月賞へは向かわず青葉賞に挑戦。逃げたリオンリオンをとらえきれなかったものの、2着に入って日本ダービーへの出走権を手に入れた。
「超良血で、さらに昔から青葉賞→日本ダービーというローテにこだわっている藤沢厩舎の管理馬。なにかやらかしそうな雰囲気を持っているのは間違いないね。
ただ今回からコンビを組む福永祐一騎手は追い切りに乗った際に『青葉賞の直線でもフラフラしてたし、良くなるのは1年後かな』と本音をポロリ。青葉賞はペースこそ流れたものの、時計は平凡そのもの。ちょっと厳しいかもね」(美浦関係者B)
続いて、ニシノデイジー(高木登厩舎)。
昨年、札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳S(ともにG3、芝1800メートル)を連勝。ホープフルS(G1、芝2000メートル)でも3着と好走してみせた。
だが今年は1番人気に支持された弥生賞(G2、芝2000メートル)を4着で終えると、皐月賞(G1、芝2000メートル)は17着と大敗。昨年の勢いはない。
「最終追い切りは、主戦の勝浦正樹騎手を背に南ポリトラックコースで5F67.9秒、ラスト12.4秒をマーク。順調に来ているようですね。
騎乗した勝浦騎手は『前に目標を置く形でやり、ぴったりと折り合いをつけられました』と好感触だったことを明かし、東スポ2歳Sを勝っているため『東京競馬場に変わるのはプラス。今回は折り合い重視の競馬で運びたい』と語っていましたよ」(美浦関係者C)