JRA栗東「安田記念直前情報」ダノンプレミアムより気になるあの「G1馬」情報で馬券攻略?
ロジクライ(牡6歳、栗東・須貝尚介厩舎)は武豊騎手とこの1戦に挑む。
今年は始動戦の東京新聞杯で9着、そして阪急杯(G3、芝1400メートル)で3着。そして向かった高松宮記念(G1、芝1200メートル)を8着で終えると、続く京王杯スプリングC(G2、芝1400メートル)では3着と、凡走と好走を繰り返している。
「前走は最後の直線でスムーズさを欠いたにもかかわらず、踏ん張っていましたね。スタッフは『昨年、同じ舞台の富士S(G3)も勝っていますし、やはりベストはマイル。ここは頑張ってもらいたい』と話していました。
武豊騎手は2週続けて追い切りに騎乗。須貝調教師は『気を抜く面の矯正などをしてもらい、好感触の様子でした』と明かしています。状態も悪くないようですし、好レースも期待できそうです」(栗東関係者D)
得意の距離で、人気上位陣に一泡吹かせることができるか?
フィアーノロマーノ(牡5歳、栗東・高野友和厩舎)は穴人気しそうだ。
前走のダービー卿CT(G3、芝1600メートル)では、モーリスが15年に記録した1分32秒2を0.5秒も縮めてレコードV。後のヴィクトリアマイル(G1、芝1600、メートル)で2着に入るプリモシーンをクビ差抑えて重賞初制覇を達成した。
「以前まではレース後に背腰の疲れが見られていました。ですが大事に使ってきた甲斐あって体質が強化。今ではそのようなこともなくなり、いよいよ本領を発揮し始めたようです。
スタッフは『持ち味は勝負根性。前走も交わされそうになったものの、二枚腰を使って踏ん張ってくれた』と話しています。東京競馬場は、18着に終わった京王杯スプリングC以来となりますが、『あのときはオーバーワークがこたえて状態が落ちていた。だから、コースで割り引く必要はないよ』と教えてくれました」(栗東関係者E)
安田記念は2日(日)の15時40分からの発走を予定。今年の春のマイル王決定戦はどのような結末を迎えるのだろうか?