JRA安田記念(G1)武豊・騎乗停止「申し訳ない」アーモンドアイ、ダノンプレミアムら”大外刈り”でレース崩壊……28年前「メジロマックイーンの悪夢」再び

「スタート直後にヨレるのは、よくある話」「馬が物見した」など、武豊騎手を擁護するコメントも見られたが、その一方多くの有力馬が巻き込まれたとあって「影の立役者」「武豊の”大外刈り”でレースが台無しになった」「あれは騎乗停止だろ」など、武豊騎手を非難するコメントが殺到……。

 今年の安田記念はアーモンドアイとダノンプレミアムによる「現役最強決定戦」として注目された一戦だったが、思わぬ形でケチが付いてしまった。

「すいぶん古い話になってしまいますが、武豊騎手のスタート直後からの斜行というのは1991年メジロマックイーンの天皇賞・秋(G1)を思い出したファンも多かったのではないでしょうか。

当時、東京2000mはスタート直後にコーナーがある分、外枠不利を気にした武豊騎手が好スタートから内側へ斜行……。内側にいた多くの馬が不利を受けました。結局、レースは6馬身差で圧勝したのも束の間、最終的には最下位降着という異例の処分が下されました」(同)

 レース後、ロジクライに騎乗していた武豊騎手は「スタートして一歩目は真っ直ぐ出たんですが、物見をして内に寄れてしまい3、4頭に迷惑をかけてしまった」と弁明。最後は「申し訳ないです」と謝罪の意を示している。

 なお、この斜行により武豊騎手は来週8日(土)の騎乗停止処分。エプソムC(G3)などが開催される9日(日)は騎乗する見込みだ。

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