【マーメイドS(G3)展望】JRA「善戦ウーマン」フローレスマジック今度こそ! 強豪ひしめくハンデ戦!
センテリュオ(牝4歳、栗東・高野友和厩舎)は、ここが古馬重賞初挑戦となる。
昨年、牝馬クラシック出走が叶わなかったセンテリュオ。今年初戦の4歳上1000万下で勝利すると、尼崎S(1600万下)に挑戦。ここではメールドグラースの後塵を拝して2着に終わったものの、その約3カ月後に挑戦した下鴨S(1600万下)では、最後方から上がり最速となる32.8秒の末脚を繰り出して見事勝利。OP入りを果たした。
今回の阪神競馬場は、4走して[1.2.0.1]と得意にしているようだ。慣れ親しんだ舞台で、切れ味鋭い末脚を武器に上位進出を狙う。
同じ舞台で行なわれた鳴尾記念(G3)で2着だったブラックスピネルの半妹モーヴサファイア(牝5歳、栗東・池添学厩舎)。
早くから期待されていたものの、3歳時にアクシデント発生。ノドを手術することになり、長期に渡る戦線離脱を余儀なくされてしまう。復帰は昨年の5月の西海賞(1000万下)。ここを8着で終えるも、その後は1戦ごとに勝利と2着を繰り返し、6戦6連対でOP入り。2年以上ぶりに大舞台に駒を進めた。
今回は2走ぶりに川田将雅騎手が手綱を握る。ここで結果を残して、今後の活躍に繋げたいところだ。
これら以外にも善戦が続くクィーンズベスト、前走のパールSで約2年ぶりの勝利をあげたスカーレットカラー、苦戦が続くも最も軽い斤量49キロで挑戦するウスベニノキミらが虎視眈々と上位をうかがう。
今年、勝利の女神はどの馬に微笑むのだろうか? マーメイドSは9日15時35分の発走を予定している。