JRA宝塚記念(G1)アルアインG1・3勝目に視界良好? レイデオロらも順調で……【1週前追い切り詳報】
1週前追い切りに騎乗したM.デムーロ騎手が「僕はこの馬が悪い時を見たことがない」と状態を絶賛したスワーヴリチャード(牡5歳、栗東・庄野靖志厩舎)。
追い切りはCWコースで僚馬ダイシンカローリを10馬身後ろから追走する内容。この差をゆっくりと詰め、最後の直線では楽な手応えで加速すると併走馬を交わして、2馬身先着。6F81.2秒、ラスト12秒でまとめてみせた。
昨年優勝した大阪杯後は、G1競走で3度も3着と勝利まであと一歩の状況が続いている。久々に勝利の美酒に酔うことができるか。
エタリオウ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)は”最強の1勝馬”の返上を狙う。
今回から横山典弘騎手と初コンビ。その横山騎手を背に栗東のCWコースで僚馬アドマイヤデジタルと併せ馬。最後の直線で僚馬を捉えるとあっさり交わして1馬身先着。6F83.8秒、ラスト11.5秒を記録した。
前走の天皇賞・春(G1)は、勝ち馬からは1秒も遅れて4着。2番人気を裏切る結果に終わっていた。勝利数こそライバルには劣るが、実力はさほど違いはないはずだ。遠かった2勝目をここで手に入れる!?
上半期最後のG1競走を制するのはどの馬になるのだろうか? 発走は23日、15時40分からを予定している。