JRAレイデオロ「騎手空欄」に……オールカマー(G2)でリスグラシュー、ウインブライトら豪華決戦もルメールは「サヨナラ」
オールカマーは、実力馬たちが秋の始動戦として設定することが多く、中長距離G1路線を占う上で重要なレースとなっている。しかし、一部の陣営はこの1戦を万全の体制で迎えることはできないようだ。
「レイデオロの主戦であるC.ルメール騎手は、同日に阪神競馬場で開催される神戸新聞杯(G2)でサートゥルナーリアに騎乗するため、乗り替わり。これは5歳でそろそろ引退も視野に入っているレイデオロよりも、3歳でまだまだ活躍が期待できるサートゥルナーリアをルメール騎手やノーザンが優先したということなのかもしれません。
また外国人騎手とのコンビで結果を残しているリスグラシューも鞍上は発表されていません。この時期、JRA以外で活躍する有力な外国人騎手は凱旋門賞が近いこともあり、彼らが来日する可能性は低いです。この2頭の鞍上を誰が務めるのかにも注目が集まりますね」(競馬記者)
波乱が起こる余地は十分にありそうだ。今年、このオールカマーを制し、秋の中長距離戦をリードするのはどの馬になるのだろうか? 開催が待ち遠しい。