JRA凱旋門賞キセキ「新コンビ」にO.マーフィー騎手!? 「1600~2400の芝カテゴリーでは、日本が世界一」欧州の若き天才が世界制覇に意欲
「O.マーフィー騎手ですね。今月のキングジョージ6世&QES(英G1)で、日本のシュヴァルグランとコンビが決まっているマーフィー騎手ですが、英レーシングポストから取材を受けた際、凱旋門賞挑戦を表明している日本馬に興味を持っていたとか。
キセキやサートゥルナーリアの名を挙げて『乗ってみたい』と話していたそうです。
『欧州の若き天才』としてJRAの短期免許で騎乗したマーフィー騎手の実力は、日本の競馬関係者も十分に評価しています。サートゥルナーリアは残念ながら凱旋門賞挑戦を取りやめましたが、名前が出たキセキの鞍上が未定なら、可能性は十分あり得るんじゃないでしょうか」(競馬記者)
昨年は、ロアリングライオンとのコンビで世界を席巻。ロンジンワールドベストジョッキーシリーズで2位にランクインするなど、「欧州の若き天才」と呼ばれているマーフィー騎手。昨年末に初のJRA参戦を果たし、年明けには一時リーディングトップに立つなど、その手腕を遺憾なく発揮していたことは記憶に新しい。
『競馬ラボ』で掲載されたインタビューで、日本の馬に関して「世界一だと思います。1600~2400の芝のカテゴリーでは、おそらく日本の馬が世界一だと思いますよ」と語っていたマーフィー騎手。もし日本馬とのコンビ結成となれば、自らの発言を裏付けるための挑戦になりそうだ。
初挑戦となった昨年の凱旋門賞では15番人気のサルウィンに騎乗し、6着に善戦したマーフィー騎手。それ以上の結果を目指す今年は、日本の強豪とコンビを組む可能性があるかもしれない。