JRAアイビスSD(G3)「3点勝負」関係者情報でオールオッケー!? 人気馬はバッサリか
対抗の「○」に推すのは10番レジーナフォルテ(牝5歳、美浦・佐藤吉勝厩舎)だ。
昨年アイビスSDは4着と好走。今年もカーバンクルS(OP、芝1200メートル)3着、春雷S(L、芝1200メートル)2着と結果を出した。だが、得意のはずの千直・韋駄天Sで2番人気ながら9着と大敗すると、バーデンバーデンC(OP)でも5着。夏を前にして調子を落としているのが、少しだけ気にかかるところだ。
「今回は中1週での挑戦ですが、最終追い切りでは坂路で強めに追われて4F53秒5、ラスト12秒5を記録。陣営は前走の疲れを残さないようにしっかりとケアを行なったようで、動きは軽やかでした。
前走は道悪で、さらに道中は落鉄の不運もあり、本来の力を出せなかったようです。それでも5着なのですから、復調気配と見てもいいはず。佐藤吉調教師も『新潟の開幕週の馬場ですし、スムーズならチャンスはある』と色気を見せていました」(美浦関係者・B)
「▲」は高い千直の適性を持つ9番ミキノドラマー(牡6歳、美浦・南田美知雄厩舎)。
韋駄天Sで3着に好走したミキノドラマーは、千直で【3・2・2・8】と実績もキャリアも豊富なベテラン。鞍上に千直の鬼・西田雄一郎騎手を迎えて、重賞初制覇を狙う。
「前走後はここを目標にしてきたようです。休養明けですが、陣営は『牧場でも乗り込んできたので仕上がりはいい。鉄砲の利くタイプなので問題はない』と明かしています。
ただ、股関節が弱いためテンには行けず、器用な脚も持たないので、中団から機をうかがいたいところ。そのため『馬が密集する外枠より真ん中辺りの枠が理想かな』と陣営は話していましたが、見事真ん中の9番を引き当てましたね。なにか持っていそうなので、注意しておいたほうがいいかも」(美浦関係者・C)