JRA新馬「ショウナンパンドラ弟」に良血が襲い掛かる! 父ディープインパクトに捧げる新馬たちの激走一挙紹介
27日(土)、小倉競馬場の2歳新馬戦(芝1200メートル)は川田将雅騎手が騎乗する1番人気のカイルアコナが逃げ切り勝ち。2着に4馬身差つけての圧勝を飾った。強い勝ち方をしただけに今後が楽しみだ。
さて、今週出走を予定している素質馬たちはどのような走りを見せてくれるのだろうか? 今回も、今週末にデビューを飾る新馬たちを紹介していこう。
8月3日(土)新潟競馬場 第5R 2歳新馬(芝1600メートル)
良血馬シンハリング(牝2歳、美浦・国枝栄厩舎)が初陣を飾る。
父ダイワメジャー、母シンハディーパ、そして母父はウォーエンブレムという血統。近親には2016年のオークス覇者シンハライトがいる。また1歳の半弟(父ハーツクライ)は、今年のセレクトセールで2億7000万円の高値で落札された。
5月30日にゲート試験を突破後は、デビューに向けて着々と準備を整えてきた。24日には騎乗予定のM.デムーロ騎手を背に美浦Pで追い切り。デムーロ騎手は「動きは良かった」といい、まだ子どもっぽい面があるものの、「すごい能力があります」と好感触を得ていたという。
対抗はアミークス(牝2歳、美浦・栗田徹厩舎)だろう。
父オルフェーヴル、母はラブレアS(米G1)の勝ち馬ヘアキティー、母父はダートで活躍したワイルドキャットヘアという血統。ゲート試験に合格後はノーザンファーム天栄に移動し、7月に再入厩。追い切りでいい動きを見せており、期待が集まる。鞍上は三浦皇成騎手を予定。