武豊グリムから2点勝負! エルムS(G3)は関係者情報で楽勝?
「▲」は調子を上げつつある4番モズアトラクション(牡5歳、栗東・松下武士厩舎)だ。
今年のはじめに準OPクラスを勝ち、オープンクラスに昇格。当初は、アルデバランS(OP)6着、仁川S(L)11着と結果がでなかったが、平安S(G3)では最後方から強烈な末脚を繰り出して2着と好走。12番人気ながら、勝ち馬チュウワウィザードとはハナ差の接戦を演じてみせた。
その後、大沼S(L)は4着だったが、マリーンS(OP)では出遅れたものの、勝ち馬リアンヴェリテとはタイム差なしの2着。オープンクラスの水に慣れはじめたのか、徐々に実力を発揮しつつある。
「今回はマルターズアポジー、リアンヴェリテ、ドリームキラリ、これらがハナを奪うべく雁行してくれれば、ハイペースになるでしょうから流れは向きそうです。
昨年はスランプに陥りましたが、完全に脱却したようですね。藤岡康太騎手とは相性も良さそうですし、今回も強力な末脚を使ってくれるはずですよ」(栗東関係者C)
「△」には3番伏兵ドリームキラリ(牡7歳、栗東・矢作芳人厩舎)をあげたい。
すでに7歳とベテラン。今年は休み明けのコーラルS(L)こそ10着に終わったが、オアシスS(L)では2着と好走。かしわ記念(G1)でも6着と健闘し、前走の欅S(OP)では59キロの斤量を背負いながらも、勝ち馬とはタイム差なしの2着。老いてなお盛んなところを見せている。
「前走はすんなり運べたとはいえ、59キロを背負ったことを考えれば悪くありません。ここは一昨年3着、昨年2着と相性のいいレース。力を出し切れる展開ならチャンスはあるでしょうね。
鞍上の坂井瑠星騎手は今週から復帰。休んでいる間はキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを生観戦するなどし、モチベーションを高めていたようです。乗りたくても乗れなかった鬱憤をここで晴らしてもらいたいですね」(栗東関係者D)
今回の買い目は下記とする。
三連単
【フォーメーション2点】
1着[12]
2着[7]
3着[3.4]
少点数で勝負に出たい。
(文=ブロディN)