JRA札幌2歳S(G3)武豊信じて「6点」的中!? ルメール人気馬に危険情報!
今週は札幌2歳S(G3、芝1800メートル)に「現場の声を最重視するブロディN」が挑戦。極秘ルートから仕入れた「関係者ネタ」で、来春の3歳クラシックを見据える素質馬が集結する1戦を読み解く。
新馬戦こそ3着に敗れたものの、2戦目で2着に1.8秒差をつけて、圧巻の逃げ切り勝ちを飾ったゴルコンダ。C.ルメール騎手が続けて騎乗することもあり、人気を集めると見られている。だが、ある関係者は、「母馬ゴレラの仔は気性的に難しい馬が多いらしい。それにゴルコンダは前走であのような競馬をしてしまったので、中間は抑えるのが大変だったそうだ。暴走が心配だ」と明かす。今回は馬券妙味も考慮に入れた結果、切ることにした。
そんな中、導き出された本命『◎』はサトノゴールド(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎)だ。
サトノゴールドの父は新種牡馬ゴールドシップ。母はマイジェン、母父はケンタッキーダービー(米G1)を制したフサイチペガサスという血統を持つ。
新馬戦では2番手に付けると最後の直線で抜け出して勝利。逃げる馬との競り合い、また後方から追い上げてきた馬から被せられても動じること無く、ピッタリと折り合いデビュー戦Vを飾っている、
騎乗した武豊騎手はレース後「気性が幼くて、走る方に集中していなくて…。最後の1ハロンだけですかね、真面目に走ったのは」と、まだまだ能力の底を見せていないと語っている。
「初戦は父同様、フワフワしていましたね。それでも勝ち切るのだから、力はあると見てもいいはずです。
最終追い切りは武豊騎手を背に、札幌・芝で6F85秒5、ラスト11秒6とまずまず。鞍上も手応えがあったようで『函館で乗った追い切りよりも素軽くなっていましたし、1回競馬を使った効果はあると思います』と語っています。併せた馬を噛みに行くなど、父譲りの気性の荒さもありますが、現時点でも高い能力を有している1頭だと思います」(栗東関係者A)
「○」には外国産馬ダーリントンホール(牡2歳、美浦・木村哲也厩舎)を指名したい。
新馬戦は好位追走から、最後の直線で逃げたコスミックエナジーを交わして勝利。2着に1馬身半差をつけて快勝し、騎乗した池添謙一騎手は『抜けてフワッとするところがあった』ものの、『勝負どころのアクションにもスッと反応してくれました』とその走りを評価している。
「スタッフは『間違いなく走ると思っていた。デビュー前から乗り味の良さは一級品』と太鼓判を押していましたね。
初戦は期待通りで内容も文句ナシ。中間の稽古も順調そのもので、馬体も引き締まって見えました。状態はさらに上がっていると見て良さそうです。陣営は、暮れのホープフルS(G1)だけではなく、来年のクラシックまで見据えているような口ぶりでしたよ」(美浦関係者A)