JRA京都大賞典(G2)「現場情報」厳選6点で高配当ゲット!? エタリオウより、あの「大穴」が“背水の陣”で大波乱?
秋G1の試金石的な意味合いを持つ京都大賞典(G2)には、今年も重賞の常連組がずらりと顔を揃えた。この一戦に「現場の声を重視するブロディN」が挑戦。極秘ルートから入手した有力「現場情報」で的中を狙う。
今回、押しも押されもせぬ本命の『◎』にあげるのは、グローリーヴェイズ(牡4歳、美浦・尾関知人厩舎)だ。
昨年はパッとしなかったものの、今年に入ってから日経新春杯(G2)で内枠を有効活用して快勝。長距離戦の天皇賞・春(G1)では2着に敗れたものの、勝ち馬フィエールマンとクビ差の接戦。中長距離の実力派として考えられはじめた。
「1週前の追い切りは、南WCで外目を一杯に追われて、5F66秒1、ラスト12秒3をマーク。最終追い切りは5馬身追走する形で行われ、5F66秒4、ラスト12秒2と終い強めで追われていました。折り合いにも問題はなかったように見えましたし、極めて順調に来ているのではないでしょうか。
相手は強化されますが、尾関調教師は『M.デムーロ騎手との相性もいいので、良い結果で実りの秋になるように期待』と笑みを浮かべつつ、明かしていました。上位進出は間違いなさそうです」(美浦関係者A)
対抗の『○』には、“シルバーコレクター”返上を狙うエタリオウ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)をあげたい。
昨年の神戸新聞杯(G2)、菊花賞(G1)、さらに今年の日経賞(G2)など計7回の「2着経験」があるエタリオウ。今年の春こそ悲願の2勝目、さらに重賞初制覇の期待が寄せられたものの、デムーロ騎手が騎乗した天皇賞・春では4着。そして横山典弘騎手ともに挑んだ宝塚記念(G1)では9着と結果を残すことが出来なかった。
「春は期待を裏切ってしまいましたが、立て直しつつあるようです。陣営は前走の敗因を『いつもの反応がなかった。時計の速い馬場状態で3200メートルを走った反動があったのだろう』と分析しています。
疲れを取るために、夏は北海道に戻したそうです。その甲斐あってか、スタッフも『動きも好調時と遜色ない』と太鼓判を押しています。1週前追い切りで乗ったノリさんも好感触でしたね。今回は、実力を存分に発揮できるはずです」(栗東関係者A)
「▲」にはノーブルマーズ(牡6歳、栗東・宮本博厩舎)を指名した。
昨年は目黒記念(G2)2着、宝塚記念でも3着と好走。だが、その後が続かず凡走を繰り返していた。今年に入ってからも掲示板が精一杯だったが、前走の小倉記念(G3)で積極的に前につけると勝ち馬メールドグラースから0.1秒差の3着と好走。約1年以上ぶりに馬券圏内に入ってみせた。
「前走は小回りの小倉競馬場で好走したものの、本来は広いコース向き。また意外と速い持ち時計もあるため、『開幕週はあまり心配していません』と陣営は語っていました。
瞬発力に秀でたタイプではなく、しぶとさが武器。前走は久々にこの馬らしい走りを見せてくれましたね。年齢的にガラッと変わることはないと思いますが、前目で運ぶことができたら、上位にくるかもしれません」(競馬誌ライター)