C.ルメール騎手大感激!悲願の凱旋門賞制覇に向け「凱旋門賞の達人」が強力援軍!マカヒキは「確勝級」のニエル賞(仏G2)へ!
日本競馬の悲願となる凱旋門賞(仏G1)制覇に向けて、11日のニエル賞(仏G2)に出走する今年の日本ダービー馬マカヒキ(牡3歳、栗東・友道厩舎)が最終追い切りを行なった。
フランス・エーグル調教場の直線芝コースで帯同馬のマイフリヴァ(牡5歳、友道厩舎)と併せ馬。ゆったりとしたペースで約1600mの追い切りを行ない、最後は余裕をもって併入した。
騎乗していたC.ルメール騎手も「とてもスムーズなストライドでとても良い感じです」と上機嫌。前哨戦となるニエル賞に向けて「シャンティイの競馬は馬が密集して走るので独特です。しかし、マカヒキは走りのバランスが良く、コントロールしやすいので心配していません。ニエル賞は、マカヒキにフランスのレースの雰囲気に慣れてもらうことが重要だと考えています」とコメントしている。
実は、ルメール騎手が終始笑顔だったのはもう一つ理由がある。
それはルメール騎手にとって大先輩にあたるフランスの名手T.ジャルネ騎手が応援に駆けつけてくれたからだ。ジャルネ騎手はマカヒキと併せ馬を行なったマイフリヴァに騎乗、追い切りを終始エスコートしてくれた。
これにはルメール騎手も「今日は大先輩のジャルネ騎手が協力してくれたので、素晴らしいトレーニングができました。感謝しています」と感激した様子。