重賞3勝のスマートオーディンがリタイアで秋ローテ白紙……「脚元の疲れ」が原因も、やはり『クラッシャーの呪い』か!?
「松田調教師は過去にタニノギムレットやクロフネ、キングカメハメハという超大物を手掛けていましたが、日本ダービーのある3歳春に”独自のローテーション”を歩ませた結果、いずれも3歳の内に故障、引退させてしまった経緯があります。それが元で、ネットを中心に松田調教師が”壊し屋”の意味を持つ『クラッシャー』と揶揄されているようです」(競馬記者)
タニノギムレット、クロフネ、キングカメハメハはいずれも3歳の4月から日本ダービーまでで過酷な3連戦を経験。その結果、いずれもG1を制したが、タニノギムレットは日本ダービー後に、クロフネは秋のジャパンCダート(現チャンピオンS)後に、キングカメハメハも秋初戦後にそれぞれリタイアし、早期引退に追い込まれている。
そして、今年のスマートオーディンもまた春は松田調教師の下、4月の毎日杯→5月の京都新聞杯→6月の日本ダービーと、この時期の3歳馬にとっては過酷な3連戦を経験。その後、池江厩舎に転厩となったが、今回「脚元の疲れ」で休養することとなった。
故障でなかったことが幸いだが、やはり春の過酷な戦いのダメージが蓄積された結果なのだろうか……明確な根拠がないため、誰のせいと言えるものではない。