ブエナビスタ初仔・コロナシオンがようやくゲート試験合格! 最大の不安は「父」?
6冠牝馬ブエナビスタの初仔コロナシオンのデビューがいよいよ近づいてきた。ゲート試験に合格し、この秋デビューを迎える予定のようだ。
これまで何度となくゲート試験に失敗してきたコロナシオン。父であるキングカメハメハにブエナビスタという現代競馬屈指の超良血馬だけに、注目度は非常に高い。だからこそ、無事デビューを迎えられるかを心配されてもいた。
すでにネット上では「大ファンです」という声が出るほどの注目度を集めるコロナシオン。母ブエナビスタも、牡馬相手に互角以上に渡り合い大きな人気を集めた名馬だった。
すでに「G1制覇を」という声すら出る期待馬だが、不安要素がないわけでもない。それは、コロナシオンが「牝馬」であるという点だ。
「父であるキングカメハメハ産駒はトップクラスサイアーとしての地位を確立していますが、牝馬に関しては5冠牝馬であるアパパネこそ出していますが、大物は多くありません。ジェンティルドンナやショウナンパンドラなど、最強クラスの牝馬を多数輩出しているディープインパクトとは対照的ですね。牡馬の大物っぷりではドゥラメンテやロードカナロアなどディープインパクトと遜色ないのですがね。コロナシオンにとっても、不安要素のひとつではあるでしょう」(記者)
デビュー間近といったところのコロナシオン。母の偉大な血を爆発させ、不安要素とは何だったのか、という活躍を期待したいところだ。