世界で台頭する「連勝街道馬」たち。最初に止まるのは誰だ?

凱旋門賞(競馬つらつらより)

 今、世界で連勝街道爆進中の名馬が多数出現している。

 欧州やアメリカで「メインイベント」と言えるビッグレースが近づいている事もあり、これから紹介する連勝を続ける強豪がこのまま記録を伸ばすのか、それともストップするのかにも注目が集まる。

 まずは凱旋門賞でマカヒキのライバルの1頭として名前が上がるラクレッソニエールだろう。現在8戦8勝のため、8連勝中。フランス2冠牝馬であり、前走はノネット賞(G3)を勝利している。

 次走はマカヒキも出走する現地時間10月2日の凱旋門賞を出走を予定。ここも勝利するようだと、ザルカヴァやトレヴと並び無敗のまま凱旋門賞を制する3歳牝馬として歴史に名を遺すこととなる。

 アメリカではソングバードの連勝も止まらない。現在10戦10勝のため、10連勝中。ケンタッキーオークスを回避したものの、復帰してからも他馬を全く寄せ付けない走りを続けている。

 次走は現地時間9月24日のコティリオンS(G1)を予定。ここで、ついにケンタッキーオークス馬のキャサリンソフィアと戦う予定となっているが、順調にいけばここも突破するだろう。今年の最終戦はBCディスタフが有力で、パシフィッククラシックでカリフォルニアクロームに敗れたビホルダーも出走する可能性がある。誰が最強牝馬なのかが決める戦いになるとソングバードも楽な戦いにはならないだろう。
止まるとしたらBCディスタフかもしれない。

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