【阪神C(G2)展望】「新旧」桜花賞馬グランアレグリアVSレッツゴードンキ! 復活か、世代交代か、スーパーG2開幕!
グァンチャーレ(牡7、栗東・北出成人厩舎)も今年健闘してきた1頭だ。
この馬も京都金杯から始動したが、6着と敗退。だが、続く洛陽S(OP)で勝ち星を挙げ、マイラーズC(G2)2着、安田記念(G1)4着と勢いに乗る。秋はスワンS 5着からマイルCS 8着と波に乗れていない印象。
とは言え、メンバーのそろった安田記念で4着に好走するだけの実力はある。G1からメンバーが格落ちしたここなら、復調もあり得るだろう。
有力馬とは言い難いが、レッツゴードンキ(牝7、栗東・梅田智之厩舎)がこのレースで引退となる。レース終了後には引退式が行われることになっている。
2015年の桜花賞を勝ったあと、約2年後の京都牝馬S(G3)を勝ち、それ以来勝ち星から遠ざかっている。今年は阪急杯(G3)で2着と意地を見せるも、G1を4戦してスプリンターズS(G1)で掲示板を確保するのがやっと。だが、実績自体はG1 2着が4回あるなど、今回のメンバーで見劣りするものではない。
グランアレグリアの参戦で新旧の桜花賞馬が揃った一戦、果たして結果は世代交代か、それとも先輩の最後の意地か。
今年の短距離路線を締めくくる一戦、来年へ向けていいステップを踏み出せるのはどの馬か。発走は15:45予定となっている。