JRA有馬記念「消費税10%増税」が呼ぶ“鉄板級”法則!? 過去30年で的中率100%の歴史……導き出された「馬連1点」勝負
競馬の国民的レースとなる有馬記念(G1)は、よく「世相」と関連すると言われる。様々な出来事があったこの2019年、我々一般市民の“お財布”に最も影響があったのが、消費税10%への引き上げに違いないだろう。
今秋10月1日、従来の8%から10%に引き上げられた消費税。
あれから約3カ月経つが、わずか2%の増税とはいえ、スーパーやコンビニなどの買い物で「あれ、こんなに高いの?」と痛感した人も決して少なくないハズ。来年、東京五輪の影響による好景気など、どこへやら……一般市民にとっては、また1つ世知辛い世の中になったというわけだ。
だったら、お国が運営する「競馬」で返してもらおうじゃないか――。実は有馬記念には、消費税に関する「鉄板級の法則」が存在するのだ。
消費税が「3%」で導入された1989年、有馬記念を勝ったのはイナリワンだった。その8年後、消費税が「5%」に増税された1997年にはシルクジャスティス、「8%」になった2014年にはジェンティルドンナが、それぞれ年末のグランプリを制している。
一見、共通点のない3頭だが、実は有馬記念を「4番人気」で勝っているのだ。逆にいえば「消費税が増税された年の有馬記念は、必ず4番人気が勝っている」というわけである。
今年の有馬記念で4番人気になりそうなのはサートゥルナーリア、ワールドプレミア、フィエールマン辺りか。女王アーモンドアイが抜けた人気になっているだけに、4番人気の単勝でも十分な配当が狙えそうだ。オッズには、最後まで着目しておきたい。
また「消費税の法則」ほどではないものの、もう1つ今年に限り使えそうな興味深い法則がある。
競馬予想をする多くの人々が注目しているのが「過去のデータ」であり、多く利用されているのが「近5年の結果」である。
この近5年の結果で「1着と2着の馬番」に注目すると昨年から順に⑧⑫、②③、⑪①、⑦⑨、④⑥となる。これを数字順に並び変えると①②③④⑥⑦⑧⑨⑪⑫、見事に被る数字が1つもない。無論、まったくの偶然だが、確率上なかなか途方もない数字になるのは間違いないだろう。
こうなってくると、気になるのが“欠番”となっている⑤と⑩だ。無論、⑬へ広がりを見せる可能性もあるが、13番のアルアインは超が付くほどの大穴。それと比較して5番フィエールマンと10番サートゥルナーリアは、十分に可能性を秘めた馬である。
さきほどの「消費税の法則」にも名が挙がった馬たちであり、ここは馬連⑤-⑩の1点で仕留めたいところだ。