「真の実力は未だベールに」1週間後に迫った10.2凱旋門賞(G1)世界最高峰の舞台で『史上最強世代』を牽引するマカヒキが「世界の勢力図」を塗り替える!!
20日は、現地で1週前追い切りを敢行。シャンティイ調教場の芝コースを15-15の軽めの追い切りだったが、ラストは鋭い伸びを見せていたという。友道調教師も「1週前をやる予定はなかったが、あまりにも馬の元気が良かったので」と話しており、まずは順調に調整されている。
開催がいよいよ近付いているが、気になる出走メンバーもようやく固まりつつある。
今年の主役を務めるのは、やはり現世界王者のポストポンド(英、牡5歳)になりそうだ。連覇の懸かったキングジョージ6世&QES(英G1)こそ直前で回避となったが、仕切り直しのインターナショナルS(英G1)を快勝。
昨年のキングジョージから現在6連勝中で、その中には日本のドゥラメンテを沈めたドバイシーマクラシック(首G1)も含まれている。まさしく、名実ともに現在のチャンピオンホースであり、斤量面で古馬が不利な凱旋門賞でも王者の走りが期待されている。
そんなポストポンドと人気を分け合いそうなのが、無敗の牝馬ラクレソニエール(仏、牝3歳)だ。
今年の仏オークス馬で、現在8戦8勝の負け知らず。底知れぬ強さで前哨戦となったノネット賞(仏G2)も2馬身差で快勝している。管理するルジェ調教師も「日本のダービー馬の強さにも目を見張ったけど、ラクレソニエールは至って順調なので、好勝負できると信じているよ」と余裕のコメント。