オールカマー(G2)で「最低でもグランプリホース1頭を撃破せよ!」重賞連続連対の記録継続に戸崎圭太騎手「最大のピンチ」!
「ショウナンバッハがオープンクラスに上がって唯一馬券に絡んだのが、今回と同じ中山2200mで行なわれた1月のAJCC(G2)でした。その時には、上がり最速の末脚で3着に食い込んでいます。それも、その時の鞍上が戸崎騎手。実はそれだけでなく、昨年のジャパンCでも戸崎騎手が騎乗して12着ながら、上がり最速の末脚を繰り出しています。その後、苦戦が続いていますが、戸崎騎手以外のもの。戸崎騎手が乗ればとにかく末脚は別馬のようにキレますし、彼自身はショウナンバッハに良いイメージを持っていると思いますよ。間違いなく苦しい戦いになると思いますが、ノーチャンスというわけではないと思います」(競馬記者)
確かにオールカマーとも馬券的な関連性が深いAJCCの3着という実績は頼もしいし、ジャパンCでは単勝108.6倍の15番人気ながら、勝ったショウナンパンドラの33.9秒を上回る上がり最速の33.7秒と切れに切れている。
さらにこの馬、実は天皇賞馬キタサンブラックの半兄という良血馬。血統的なスケールだけでいえば父がステイゴールドである分、弟よりも優れているといえ、ここで一気の素質開花もあるかもしれない。
鍵を握る状態面に関しても6月以来の休養明けだが、管理する上原調教師は「リフレッシュして、いい感じ」と休養が良い方向に向いていることを示唆。戸崎騎手も「大丈夫そうな雰囲気」と好調を感じ取っている。