JRA東海S(G2)エアアルマス外枠なら勝てる!? 打倒インティに虎視眈々
これについてはエニフS(OP)勝利の際にも砂を被った途端に押しても前に進まずにズルズルと下がった結果、ポジションを悪くしてしまい、川田騎手も「砂を被って嫌がるのは予定通りでしたが、ここまで嫌がるとは……。あまりに競馬にならなかったのですが、ダートを走るにあたっては克服しなければいけない課題ですからね。能力が相当高いことは確かです」とコメントしている。
能力が高いことはとレース全体が11秒後半から12秒前半で推移し、ラスト1Fが13.3と先行馬には厳しい流れだった太秦Sを強気の先行策で直線2番手から抜け出してヴェンジェンスに2馬身半と完勝したことからも確かである。
おそらく逃げが濃厚なスマハマの存在でペースが上がりそうなこと、インティの58kgに対し、エアアルマスが56kgで走れるのも条件好転の材料となる。
今回はAJCC(G2)で川田騎手がブラストワンピースに騎乗し、鞍上には松山弘平騎手が予定されているが、今年早くも京都金杯で重賞勝ちを決めて絶好調なのも追い風になりそう。
砂を被らない状況で走ることさえできれば、勝てるだけの力はある。そのためにもまずは外枠を引けることを祈るばかりだ。