【毎日王冠(G2)展望】春の巻き返しを懸けてリアルスティールとアンビシャスが激突!飛躍が期待されるロゴタイプ、ウインフルブルームの「真価」は!
まずはここでしっかりと立て直した姿を見せ、秋G1でさらなるタイトルの上積みを目論む。
巻き返しが期待されているという意味では、アンビシャス(牡4歳、栗東・音無厩舎)も秋初戦から無様な競馬はできない。
今春は始動戦の中山記念(G2)でリアルスティールに先着し、ドゥラメンテに迫る競馬で2着。さらには強豪ぞろいの大阪杯(G2)を制して一躍G1戦線の有望株となった。ところが3番人気と支持を集めた宝塚記念(G1)では16着の大敗。だが、これがこの馬本来の実力ではないはずだ。
今回は中山記念で騎乗したC.ルメール騎手とのコンビで挑むこととなったアンビシャス。通算5勝の内、3勝を挙げる相性の良いコンビだ。昨年は5着だったが、成長した姿を見せられるか。
こちらは逆に春の最終戦でしっかりと勝ち切ったルージュバック(牝4歳、美浦・大竹厩舎)が牡馬に挑戦状を叩き付ける。
春は中山牝馬S(G3)2着から、ヴィクトリアマイル(G1)に挑んだものの5着ともう一息。その後、安田記念への参戦プランもあったが、今後の賞金面での不安をなくすため、確勝を期してエプソムC(G3)へ。最後は上がり3ハロン32.8秒の”鬼脚”で重賞2勝目を飾った。