【毎日王冠(G2)展望】春の巻き返しを懸けてリアルスティールとアンビシャスが激突!飛躍が期待されるロゴタイプ、ウインフルブルームの「真価」は!
この勝利により、賞金面での不安がほぼなくなったルージュバック。この秋は、満を持しての牡馬挑戦となるが、今回の1800mは春のエプソムCだけでなく、きさらぎ賞(G3)でも勝ち星を挙げた得意の距離。メンバーは一気に強化されるが、勢いはこちらに分がある。あとは好調を維持する主戦・戸崎圭太騎手の手綱に委ねるだけだ。
夏に見事な復活劇を演じたウインフルブルーム(牡5歳、栗東・宮本厩舎)が、復帰後初の一線級と合い見えることになりそうだ。
この夏に、昨年1月の京都金杯(G3)を制してから約1年7カ月ぶりに復帰。復帰戦となった福島テレビオープン(OP)を快勝し、その能力が衰えていないことを証明。2戦の小倉日経オープン(OP)では2着に敗れたものの、レースぶりは悲観する内容ではなかった。
他にも朝日杯フューチュリティS(G1)や皐月賞(G1)でも3着とG1級の能力を秘めているウインフルブルーム。その能力が完全に復活しているのか否か、今年の毎日王冠の大きなポイントとなりそうだ。
他にも春の安田記念を制したロゴタイプ、昨年の天皇賞・秋を2着したステファノス、重賞4勝のディサイファなど、十分に逆転まで考えられる実力馬がズラリ。ハイレベルな混戦は避けられない様子だ。
いよいよ動き出す古馬王道路線。注目の毎日王冠は10月9日(日)15時45分の発走予定だ。