JRA最強アーモンドアイに安藤勝己氏「ウオッカ、ダイワスカーレット以上」!? 「次元が一つ違う」レジェンドの発言に衝撃!?

 元ジョッキーの安藤勝己氏が「アーモンドアイはダイワスカーレット、ウオッカより強い」という旨の発言をし、ネット上で話題となっている。

 発言があったのは、関西テレビの番組『うまンchu(ハート)』内でのこと。新春スペシャルとして、武豊騎手と安藤氏の対談が1月に放送された。トークテーマは「武豊騎手が今、乗ってみたい馬」、「アンカツの2019年に起きた大事件」、「武豊騎手の今後の目標」で爆笑・本音トークが繰り広げられた。

 その中で、武豊騎手が「自分に合う馬は?」の問いに、「アーモンドアイ」と答え、「自分には強い馬が合う」と発言し、場を和ませた。

 進行を務めた芸人・シャンプーハットから「東京2400mでアーモンドアイ、ウオッカ、ダイワスカーレットが一緒に走ったらどれが勝つ」との問いに、安藤氏が「アーモンドアイでしょ」と即答。さらに「次元が一つ違う」と答えた。

 ウオッカは64年ぶりに牝馬で日本ダービー(G1)を制覇し、歴代最多タイのG1・7勝を挙げた名牝。ダイワスカーレットは37年ぶりに牝馬で有馬記念(G1)を制し、通算G1・4勝。さらに【8,4,0,0】の生涯連対率100%を誇る名牝だ。同じ世代に生まれ、牝馬の一時代を築いた2頭だ。

 そんな名牝を引き合いに出されたにもかかわらず、アーモンドアイと即答したのは驚きである。

 ウオッカの手綱をとった武豊騎手、ダイワスカーレットの手綱をとった安藤氏。両レジェンドが口を揃えて、「アーモンドアイ最強」と唱えている。武豊騎手も「アーモンドアイは瞬発力と自在性を兼ねそろえており、展開不問の最強馬」と理由を述べている。

 やはり有馬記念で負けたものの、アーモンドアイの強さは本物なのだろう。

 かつてウオッカとダイワスカーレットの対決は競馬界を盛り上げた。その中でも、「2cm差」の激闘・天皇賞・秋(G1)は今でも語り継がれる伝説のレースだ。逃げるダイワスカーレットをウオッカが猛追し、2頭並んでのゴールイン。ファンは「13分間」固唾を飲んで結果を待った。結果はウオッカに軍配が上がったが、今でも多くのファンの間で酒の肴に議論されるレースだ。

 『夢の第11レース』ではないが、その激闘にアーモンドアイが加わったら……。

 逃げる「安藤勝己・ダイワスカーレット」、先団から差す「C.ルメール・アーモンドアイ」、後方から追い込む「武豊・ウオッカ」、決して実現することのない夢の対決をついつい想像してしまう。

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